【8割確実】共通テスト世界史で88点とった方法

世界史
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「共通テストで8割とりたい!勉強法を参考にしたいな」

こういった声にお答えしたい。

ワイ、2021年、記念すべき第1回目の共通テスト世界史Bを受験して、88点をGET。(1問ケアレスでそれさえクリアできてれば9割超えだった。くっそぉ~)

というわけで8割確実な方法として、参考になるよう書いてみたよ!

共通テスト世界史で8割とった方法とは

学習の流れ

スタサプの講義では資料集『タペストリー』を開きつつ

  1. スタディサプリ・スタンダードレベル世界史(全25回)
  2. ストーリーでわかる世界史B(1周目)
  3. スタディサプリ・高3トップ&ハイレベル世界史(全51回)
  4. ストーリーでわかる世界史B(2週目)
  5. スタディサプリ・高3文化史(全12回)
  6. 『大学入試共通テスト世界史トレーニング問題集』山川出版社
  7. 『大学入学共通テスト世界史B予想問題集』KADOKAWA
  8. 『共通テスト問題研究世界史B』数学社

いちおう初めて世界史を学ぶ状況だったので、基礎があやうかった。なので、まずは聴き学問ということでスタサプ世界史スタンダードレベル(25講)を受講。

資料集『タペストリー』をひらきつつ1講聴き終えると、聴いたところを参考書『ストーリーで分かる世界史B』で読む。

このスタサプとストーリーで分かる世界史Bの組み合わせの理由は、まさに両方ともストーリーで分かる世界史だからだ。

まずは「理解」を中心にひたすら聴く読むをやりたかった。

注→ワイは世界史に興味があったので、教養を広げる楽しみもやってたものだから、初めの方は全然、問題集類は解いていない。

続けて、スタサプ世界史トップ&ハイレベル(51講)を受講。同じ要領でストーリーで分かる世界史Bを読んでいく。

これを終えて、問題集類に取りかかっていった。第1回目共通テスト・試行調査やセンター過去問を1試験分といてみるとこの時点で7、8割いけるようになっていた。

解けないとか、間違ったところを資料集・参考書で見直し、また次の問題を解く。この繰り返し。詰めの作業となっていく。

0.学習時間は決めなかった

自分は現役の大学受験生でなく、世界史Bの1教科のみの受験で共通テストを利用したので、ここは参考とならないかもしれない。

とはいえ、仕事の合間だし、勉強を始めたのが9月あたりのこともあるし、勉強期間的にはなんとなく参考にはなるかも(笑)

何時間勉強するとか、一日何時間勉強するということは考えなかった。

なぜなら、時間にこだわっても学習の質が落ちたら仕方がないからだ。

十分に睡眠をとって、勉強をスタートしたとしても、無限に集中力が続くわけではない。かならず、疲れなどで集中力が切れてくる時がくる。

その時に「まだ何時間勉強しないといけないから」と思っていると、ダレたまま学習することになって、質が落ちてしまうと思うからだ。

だったら、集中力が切れた時点であきらめてやめるというふうにした。

ここらへんは感覚的なもので、説明するのが難しいのだけど、だいたい試験日までの距離感で、そろそろこの調子じゃあやべーな、とかいう気持ちになる(笑)

そうなってきたら、必然的に勉強時間が増えたりはした。

1.資料集を開く

初めに失敗したことを言っとく。

それは資料集を途中から開き始めたことなんだ(笑)

資料集は年表や写真、地図などを視覚的に覚えていくことに役立つので、早いうちに繰り返しの中に組み込んでおいた方が絶対にいい。

また、世界史の要は年号なので。初めの段階で主要な年号の語呂を資料集の該当ページに書き込んでいくと覚えやすい。

(出典:最新世界史図説タペストリー)

初めから字引きのように何度も資料集を開きつつ、年号語呂が目に入るようにすれば、格段覚えられる量は増える。

自分自身、残念ながらあとの方にならないと「年号覚えるエンジン」がかからなかったんだなぁ。

資料集ってけっこう面積が大きいから机のスペースとっちゃうんだよね。いちいち開いてたら邪魔くさいということがあるのだが、

なんとかスペース対策をして開いておきたい(笑)

ということで、すべての局面において資料集を開くことを推奨しつつ、、

2.まずは聴く

私が高校で世界史Bの授業をうけたのは、はるか昔のこと。。

さらに、受験は日本史でやっていたため、まったく頭に残ってない状態だ。

なので、、

まずはあらためて授業を聴きなおすことも兼ねて、耳学習から入った。

スタディサプリ世界史だ。

スタサプはもうメジャーすぎてみんな知っていると思う。

長年、一つの教科に精通してきた予備講師は、どのように覚えていけばよいかという覚え方の道標を持っていると思うので、そこに従って覚えていけば最短距離だと考えた。

スタサプ世界史の村山秀太郎先生はしゅごい。。

受験生の時にこんなわかりやすい講師に出会えていたならどんだけ良かったろうなと感慨深いものがあった(笑)

学習はいかに早い段階から知識のとっかかりのようなものを残していけるかが重要だと思うので、そういう時にスタサプは最適だと思う。

スタサプを聴くことで「ああなんかこの人はこの時代だよなぁ」とか、「この次はこの王朝だよなぁ」とか、断片知識をどんどん残していき、、

その後教科書や参考書、資料集で定着させるイメージでよいと思う。

とはいえ、そんなに「うりゃ~~!」とりきんだところで劇的に記憶力アップすることはないので、落ち着いて理解することに努めた。

重要そうに感じる板書や説明を生講義を受けているように、A4用紙にメモっていった。

3.参考書を何度か通読する

参考書『大学入試ストーリでわかる世界史B』を教科書がわりにして何度か通読をしてみた。

動画授業はあらためてピンポイントで字引のように聴きなおすのは不向きだ。その点、参考書は資料集とならんであとから調べやすい。

もうこのパラグラフは勉強法というより、本の紹介だ(笑)

この本も非常に良書。

だいたいこの上下巻→[古代・中世・近世編]・[近代・現代編]で全体を網羅できて、ほかの参考書とかいらない感じがした。

  • 歴史の流れ
  • 因果関係
  • 地図上の位置
  • 要点まとめ
  • 「合否の分かれ目」で紛らわしい用語のピックアップ
  • 「年号のツボ」で主要年号の語呂

と一冊でかなりオールマイティ。

視聴して理解するのがスタディサプリだとすると、こちらは読んで理解する部門だ。

特に、「合否の分かれ目」と「年号のツボ」は後半で重宝。

世界史ってひとつひとつの時代はそんなに深くないんだけど膨大な幅があって、その知識をずっと維持していくのが大変なんだよね。

それゆえ紛らわしい人名とか出来事が出てきたときにしっかりと覚えられていないことがある。

そういうのが「合否の分かれ目」にまとめてある(笑)

勉強の後半、これをバァーーっと見直していくのは相当効果が上がると思う。

また、「年号のツボ」は各時代末にのっている4,5個の主要年号の語呂だ。

上下巻あわせると結構な数なので、共通テスト向けの年号対策はこれで十分だと思う。

先に書いていた、初めに資料集の年号わきに語呂を書いておくと覚えやすいと言っていたのはこの年号のツボに書いてある語呂だ。

4.各問題集を解く

●各問題集

  • 『大学入試共通テスト世界史トレーニング問題集』山川出版社
  • 『大学入学共通テスト世界史B予想問題集』KADOKAWA
  • 『共通テスト問題研究世界史B』教学社

この各問題集を解くあたりまで来ると、もう「問題を解くこと」と「資料集&参考書」の間を行ったり来たりすることになる。

例えば、

第1回試行調査の問題を解く→間違ったところの回答・解説を読む→資料集タペストリーを見る→因果関係が分かってなかったら、参考書「ストーリーでわかる世界史B」のほうで該当部分を読み直す。

みたいな。

自分は問題集を解き進んでいっては付属の回答・解説を読む、というだけでは安心できなくて、じっくり資料集・参考書を見直してはまた問題集に進んでいくということを繰り返していた。

さらにさらに学習の後半になると、あるていど流れや因果関係は頭に入っているので、

「問題集」と「資料集」の行ったり来たりになるわけだ(参考書が繰り返しの中から省かれてくる)。

このあたりまでくると、もう結構高得点を狙える状態なのかなと思う。

●問題集を解き始めて注意したこと

これは世界史の学習全体的にも言えることなんだけど、一つの部分に集中しすぎないことだ。

あまり一つの部分にこだわりすぎると沼にはまってしまうので、どこが出題されてもいいようにまんべんなく全体的に見直すことは心掛けた。

共通テスト対策はマニアックなほどにやりこまなくても大丈夫と思う。

共通テスト世界史Bで使ったアプリ・参考書・問題集

【アプリ】

【参考書】

  • 『ストーリーでわかる世界史B[古代・中世・近世]』KADOKAWA
  • 『ストーリーでわかる世界史B[近代・現代]』KADOKAWA

【資料集】

  • 『最新世界史図説タペストリー』帝国書院

【問題集】

  • 『大学入試共通テスト世界史トレーニング問題集』山川出版社
  • 『大学入学共通テスト世界史B予想問題集』KADOKAWA
  • 『共通テスト問題研究世界史B』数学社

【一問一答】

使用せず

参考書はオーバーワークかも

参考書『ストーリーで分かる世界史B』はまあまあ厚いし、けっこう詳しい。共通テスト向けの勉強のみならオーバーワークかもしれない。

上記のとおり、世界史に興味があったので複数の講師の切り口でストーリーを知りたい!って感じだったんだけど、大学受験生にとっては効率性が重要。この点、教科書に入れ替えてもいいとは思う。

例えば、教科書『詳説世界史』って、薄くコンパクトで、厳選された用語とか徹底的に無駄をそぎ落とした感じがすごい。短期間で反復するにはもってこいなんだ。

とはいえ、コンパクトすぎて分かりにくい場合は、補助教材として参考書があってもいいだろう。

一問一答はつかわん

一問一答は使っていない。学習を始める前に見たyoutube武田塾で、一問一答は共通テストに不向きと言っていたからだ(笑)

また、暗記をベースにしたツールだと思うから。なんどもだけど、今回は世界史のストーリーを知りたかった。

おわりに「結果はっぴょ~!」

というわけで88点だった。

1問ケアレスミスで9割を割り込む。

今回は贅沢にも世界史を受けるためだけに共通テストを利用した。がそれゆえ試験慣れできないせいか若干テンパる(笑)。ケアレスミスはそのせいもあったんだろうな。。

学力だけじゃない本試験

何気に、共通テストでいい点数をとるには学力以外で準備しておくことも重要。

本番にテンぱらないため、なるだけ、模試など本番環境に近いところで慣れておくことが必要だし。

なんといっても、共通テストの試験日は1月中旬の真冬なわけで(今回は感染症対策で試験開始直前まで窓が開いていた)。防寒とかきっちりやって試験にのぞみたい。

以上。

この記事を書いた人
taiki hakozaki

九高造-美大志望からの文転→桃学(法)卒-マンガ家目指して上京→社会にモミモミされて10年→学直し{世Lv|共テ1st、歴検3-2 9割}{数Lv|数検準2 ニ次のみ}

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